セレブと化す松山英樹 ロレックス皮切りにオファー殺到か
男子ゴルフの松山英樹(24)が世界的な高級時計メーカー「ロレックス」とスポンサー契約を結ぶことになった。ロレックスが日本人スポーツ選手と契約するのは初。報じた日刊スポーツによれば、近日中にも正式契約を結ぶことになるという。先月30日までのHSBCチャンピオンズで米ツアー通算3勝目を挙げ、日本人として初めて世界選手権シリーズを制すると、世界ランクは自己最高の6位にアップした。
躍進の止まらない松山に目をつけた「ロレックス」は「世界で最も高評価な企業ランキング」(米コンサルティング会社「レピュテーション・インスティテュート」調べ)で1位に輝いた超のつく一流企業。スポンサー契約を結ぶことができるのは超一流アスリートのみで、ゴルフ界ではフィル・ミケルソン(46)、ジョーダン・スピース(23)などが名を連ねている。
ロータス投資研究所代表の中西文行氏がこう言う。
「ロレックスとの契約で松山のブランド価値がグンと上がった。現在、国内企業7社とスポンサー契約を結ぶ松山は、そのうち『全日空』『ダンロップ』『レクサス』の3社が今年で契約が切れる。ロレックスとの契約が正式に決まれば、松山の契約単価は間違いなく上がります。もし更新しなければ、国内から世界のスポンサーに取って代わるでしょう。カード会社の『アメリカン・エキスプレス』や証券会社『ゴールドマン・サックス』などの世界が認める企業からのオファーもあるかもしれません。スキャンダルもない松山は、ロレックスに認められたことでこれからさらに多くの企業から声がかかるはず。世界中の企業がオファーをしてくると思います」