V逸も年俸大幅減なし? 巨人選手を“数字重視”査定が救う
優勝した広島に17.5ゲームの大差をつけられた巨人は、2年連続のV逸。CSでも3位のDeNAに1勝2敗で敗れる屈辱にまみれた。普通なら選手には厳しい契約更改が待ち受けているところだが、沢村と同様に昨年より成績を上げている選手が多いから厄介だ。
今季、巨人には年俸1億円以上の選手が15人いたが、精彩を欠いた年俸2億4000万円のクルーズ、3億2000万円の山口のように複数年契約の途中でダウンを免れる選手もいる。
「大幅ダウンの提示を受けるのは、年俸4億円の4年契約が今季で切れる内海くらいではないか。その内海にしても、昨年よりは成績を上げた。昨季の5試合2勝1敗から18試合9勝6敗。抑えの沢村に白星を消されなければ、3年ぶりの2ケタ勝利ですからね。減額制限いっぱいの40%ダウンの2億4000万円という見方があるが、そこまで落ちない可能性もあります」(巨人OB)
けだし、見ものである。