マギーを二塁に…由伸巨人“守備軽視”で長嶋時代に先祖返り

公開日: 更新日:

「そもそも、村田や阿部とポジションが同じ外国人を補強したところから始まっているんです。せっかく取ったんだから、使わなきゃもったいないというね。危機管理の一環かもしれないが、セカンドとは何を考えているのか。センターラインは守備の要ですよ」

 巨人OBでかつて投手コーチを務めた高橋善正氏(評論家)がこう言った。沖縄・那覇キャンプもあと3日となった昨27日、巨人の新助っ人・ケーシー・マギー(34=タイガース)がなんと、首脳陣の指示で初のセカンド練習。「チームに求められるのがセカンドというなら、喜んでやりたい」と、午前中に投内連係とシートノック。午後は立岡と特守というメニューをこなしたと聞き、高橋氏は「理解に苦しむ」と呆れるのだ。

 マギーはこれまで主に三塁を守っていた。当初の方針では、ここに一塁を加えて、村田、阿部とポジションを争わせるはずだった。が、3選手がそろって順調。特にマギーは開幕4番の最有力候補に挙げられている。4番候補の3人全員を使いたい高橋由伸監督。そこで助っ人を二塁へ回すプランが浮上したのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭