OP戦打率1割台…“極貧打”巨人に囁かれる助っ人緊急補強
巨人が貧打地獄のままオープン戦を終えた。昨26日のロッテとの最終戦は散発4安打で0-2の完封負け。WBCに出場した坂本、小林の代表組がスタメンで復帰したものの、二塁すら踏めない赤っ恥だ。19試合で5勝14敗。打率は12球団で唯一の1割台となる.196。高橋由伸監督(41)は「若い選手の力が足りない。もっと頑張って欲しい」と願うような総括である。
エースの菅野がWBC準決勝登板など、激戦の疲労を考慮され、内定していた開幕投手を回避することが濃厚となった。が、それより何より貧打の打開策を見つける方が先決だ。巨人OBがこう言った。
「ここにきて二軍から亀井を呼んだとはいえ、最終戦に代打で起用している段階で補欠の位置付け。この日は5番で開幕三塁が予想される新助っ人のマギーの打率は・148、対抗馬の村田は.128。4番の阿部も.182。打率.241、2本塁打の岡本が最終戦になってまでテスト起用されているのも、他に状態がいい選手が少ないから。二軍調整中で1試合2本塁打を放つなど、調子を上げているという情報が上がっているであろうギャレットを昇格させるくらいしか策が見当たらないのが実情。といっても、打てないから落としたわけで、劇的な起爆剤にはならないだろうから、つらいところです」