谷原秀人が米ツアー自己最高4位 マスターズ出場権獲得
【WGCデル・マッチプレー】
準決勝に進出した谷原秀人(38)が、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(32)と対戦した。
ドライバー平均飛距離は316.2ヤードと米ツアー屈指の飛ばし屋として知られ、ここ2戦連続優勝と今年に入って絶好調だ。
谷原は7番まで3ダウンと劣勢を強いられたが、後半に入り13番、14番と連続バーディーを奪いジョンソンに追いついた。
しかし17番パー3(139ヤード)はグリーンオーバーの谷原に対して、ジョンソンはウエッジでピンそば2メートルにピタリ。このホールを奪われ、18番まで粘ったが1ダウンと競り負けた。
「前半はショットもパットもダメだった。後半になって何とか噛み合ってきた。ジョンソンは勝負強い。ドライバーは飛ぶし、アイアンもパットもうまかった」(谷原)
続いて行われた3位決定戦は世界ランク47位のビル・ハース(34)。
谷原は7番パー3(201ヤード)を8番アイアンでエースを達成して、前半を2アップでターン。ところが後半に入るとハースが巻き返し、谷原の14番ボギーでオールスクエアになると、続く15番でもボギーとして1ダウン。17番も3パットボギーをたたき2アンド1で敗れた。