谷原秀人が米ツアー自己最高4位 マスターズ出場権獲得
それでも谷原は世界ランク50位内入りは確実。4月6日開幕の今季メジャー初戦のマスターズ出場権を手に入れた。
田原紘プロが、「負け方がつらい」とこう指摘する。
「準決勝も3位決定戦も勝てるチャンスがあっただけに本人も悔しいだろう。準決勝ではジョンソンが3番パー4のティーショットを左サイドの崖に落とすミスを犯しながらしぶとくパーセーブ。ところが、谷原はそこを突くことができずボギーをたたいてダウン。12番パー5は5・4メートルのイーグルチャンスから3パット。レイアップしたジョンソンは3打目を2・5メートルにつけてバーディーだった。つまらないミスが致命傷になった。ジョンソン相手に18ホールまで戦ったのは自信になったとは思うが、これまでと違い肉体的にも精神的にもタフな戦いだけに疲労がたまる。今年に入ってマスターズに出るため海外を転戦し、その目標は達成できた。来週のマスターズに向けて気持ちを切り替えることができるかが問われます」
決勝戦はジョンソンがジョン・ラーム(22・スペイン)を1アップで下してマッチプレー初優勝。3戦連続でツアー通算15勝目を挙げた。