決勝進出逃した松山 マスターズ前“最後の実戦”の収穫は?
【WGCデル・マッチプレー】
大会初日に世界ランク57位のジム・フューリク(46)と引き分けた同4位松山英樹(25)。2日目は同53位、ロス・フィッシャー(36)に2アンド1で敗れ、グループ予選成績は1敗1分けの最下位、予選敗退が決定した。3日目に同27位のルイ・ウェストヘーゼン(34)と対戦するが消化マッチになる。
マッチプレーの戦い方を田原紘プロがこう解説する。
「ストロークプレーなら相手は関係なく、自分のスコアをつくるために72ホールに専念すればいい。しかしマッチプレーは目の前の相手を倒さなければいけないので1ホール1ホール気が抜けない。一番嫌なことは先にパットを決められること。そしてセカンドで先にピタッとピンそばに寄せられることです。世界ランクでは松山が上位にいるけど、マッチプレーでは関係ない。駆け引きはベテランのほうがうまい。いいゴルフをして負けると、疲れがひどくなる」
松山にとって4月6日開幕のマスターズに向けて最後の試合になる。戦い方が違うマッチプレーから収穫はあるのか。