メジャー日本人投手揃って被弾 制球ミス招く米球場の特性

公開日: 更新日:

■球場ごとに異なる気象条件

 この日の岩隈は下位の左打者2人に外角球を捉えられ逆方向の左翼スタンドに運ばれた。岩隈は試合後、「コース、高さとも間違いではなかった」と断言。「風ですかね」と左翼に向かって強風が吹いた敵地ミニッツメイド・パークの気象条件にも足を引っ張られたと明かした。

 メジャーの本拠地は球場によって特徴はさまざまだ。ドジャースタジアムなど西海岸の球場の多くは空気が乾燥し、打球がよく飛ぶ傾向にある。気圧が低い標高1600メートルの高地にあるロッキーズのクアーズフィールドは典型的な打者有利の球場だ。逆に高温多湿なマイアミのマーリンズパークのように本塁打が出にくいことで知られるところもある。

 勝敗を左右しかねない一発を防ぐには、球場の特性を把握して被害を最小限度にとどめるコースに投げなければならないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動