見せ場なく錦織3回戦敗退 全仏に不安残すストレート負け

公開日: 更新日:

 難敵相手に見せ場はほとんどつくれなかった。

 テニスのイタリア国際(ローマ)は18日(日本時間19日未明)、男子シングルス戦を行い、世界ランキング9位で第7シードの錦織圭(27)は、同34位のフアンマルティン・デルポトロ(28=アルゼンチン)と対戦。6-7、3-6のストレートで敗れ、3回戦で姿を消した。

 前回のマドリード・オープンで痛めた右手首の状態は、やはり万全ではないのだろう。2009年全米オープン王者に圧倒されっぱなしだった。

 第1セットは第1サーブが決まらず、先にブレークを許す苦しい展開。ストローク戦で持ち前の粘りを発揮してタイブレークに持ち込んだが、相手の強烈なフォアハンドに翻弄されて第1セットを落とす。

 第2セットはネットプレーを仕掛けるなど、攻撃のリズムを変えて主導権を握りかけたが、サーブ、ショットで上回る相手に逆にはね返された。このセットも相手に先をブレークされ、結局、流れを引き寄せられないままゲームセット。3年連続での準々決勝進出を逃した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に