24年五輪 ロスがパリに譲った裏に「アメフト追加」の密約

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 もともと米国は国主導で、24年五輪でのアメリカンフットボールの実施を目指している。競技の世界的な普及を目指すプロフットボールNFLの思惑もあり、開催国に認められる追加種目としての採用に動いていた。

 ロスが24年の開催地をパリに譲るのは、パリ大会での追加種目にアメフトを採用する密約を交わしたともっぱらだ。フランスでは五輪開催に見合う専用競技場はないが、ラグビーが盛んなだけにスタジアムの代用は可能。ロスはパリを取り込んで、24年、28年と2大会連続でアメフトを実施する思惑があるのだ。

 20年東京五輪では「野球ソフトボール」が追加種目として3大会ぶりに実施されるものの、アメフトの攻勢もあって、1大会で再び姿を消しそうだ。

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