巨人由伸監督のクビ絞める “生命線”マシソンの登板過多

公開日: 更新日:

 巨人の先発投手陣に特攻指令が下る。

 21日、「球宴前にエース菅野の登板間隔を通常の中6日から中5日に縮め、首位広島を追撃する」と一部スポーツ紙が報じた。尾花投手コーチに聞くと、「それは書いた人に聞いて」としながら「球宴以降は菅野だけでなく、他の先発もいい投手だけ少数精鋭にして中5日? まあ、それはどうでしょう……。いい投手だけっていうのは、これまでもそうしてるけど。ただ、山口(俊)に関しては、肩の状態次第だから(間隔を詰めるとは)言い切れないけど……」と、球宴明けには菅野以外の先発陣の登板間隔まで中5日に詰める可能性を示唆した。

 登板間隔の短くなった先発は早い回で降板する機会が増え、しわ寄せはいきおいリリーフ陣にいく。中でも割を食いそうなのが、スコット・マシソン(33)だ。

 これまで27試合に登板し、投球回数は31回3分の2。巨人のリリーフ陣ではダントツだ。回をまたいだ登板も7試合ある。貧打のためにクルーズが昇格した際、外国人枠の関係で抑えのカミネロが二軍落ち。この時は守護神を務めるなどフル回転している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動