巨人由伸監督のクビ絞める “生命線”マシソンの登板過多
巨人の先発投手陣に特攻指令が下る。
21日、「球宴前にエース菅野の登板間隔を通常の中6日から中5日に縮め、首位広島を追撃する」と一部スポーツ紙が報じた。尾花投手コーチに聞くと、「それは書いた人に聞いて」としながら「球宴以降は菅野だけでなく、他の先発もいい投手だけ少数精鋭にして中5日? まあ、それはどうでしょう……。いい投手だけっていうのは、これまでもそうしてるけど。ただ、山口(俊)に関しては、肩の状態次第だから(間隔を詰めるとは)言い切れないけど……」と、球宴明けには菅野以外の先発陣の登板間隔まで中5日に詰める可能性を示唆した。
登板間隔の短くなった先発は早い回で降板する機会が増え、しわ寄せはいきおいリリーフ陣にいく。中でも割を食いそうなのが、スコット・マシソン(33)だ。
これまで27試合に登板し、投球回数は31回3分の2。巨人のリリーフ陣ではダントツだ。回をまたいだ登板も7試合ある。貧打のためにクルーズが昇格した際、外国人枠の関係で抑えのカミネロが二軍落ち。この時は守護神を務めるなどフル回転している。