巨人ナインも困惑 原前監督の高テンションに飛び交う憶測
GMの事実上の更迭から2日。巨人の原辰徳前監督(58)が15日、ソフトバンク戦のテレビ解説のため、東京ドームを訪れた。巨人の試合前練習中にグラウンドに現れると、高橋由伸監督や村田ヘッドコーチら首脳陣を次々と激励。これを遠巻きに見ていたある選手は、こう漏らした。
「原さん、どうしたんだろう。やたらとテンションが高いんですよ。去年はなかったですよね、こういうの。チームが大型連敗したから元気を出していけということなのか。GMが辞めたから叱咤激励なのか……」
昨年は解説時も試合前にグラウンドに下りることはなかった。日本テレビのある関係者は「辞めて1年目は現場に気を使っていた。自分がグラウンドに下りると首脳陣や選手がみんな挨拶に来るでしょう。練習を中断させたくないという配慮があったようです」と言う。
それが今年は変わった。
「この前も原さんが解説の日に由伸監督らと談笑していたことがあった。何か吹っ切れたのか、それとも東京五輪の監督に内定したんじゃないですかね? ボチボチ決まる頃じゃないですか? まさか巨人の監督に復帰するつもりではないでしょうけど……」とは前出の選手。原前監督の言動がナインの間にさまざまな臆測を呼んだのは確かである。