他球団が興味津々 不遇かこつ“元主力”3人が巨人を捨てる
今季の年俸は2億2000万円だが、かつて小笠原(現中日二軍監督)が7000万円の巨人から3000万円で中日へFA移籍したように、本人の合意さえあれば、年俸は下げられる。
「2カ月前の朝の情報番組で村田が『暇すぎて!マジで暇すぎるんですよ!』と試合前のグラウンドで大声で叫び、『やめてください』とインタビュアーでOBの宮本和知を慌てさせたことがある。冗談めかしていたとはいえ、試合に出られないから暇なんてテレビで言うのは、よっぽど不満がたまっているから。他球団はだから、村田の動向に注目しているんです」(球界関係者)
■球団に先発直訴の過去
FA権を保有し、他球団の評価が高いのは、投手の西村健太朗(32)も同様だ。
13年のセーブ王(42セーブ)も、15年に受けた右肘の手術の影響もあり、近年は低迷。今季は上半身のコンディション不良のため、6月になってようやく一軍に合流した。懸案だった勝利の方程式の「七回の男」候補。この日は2―4の七回から2イニングを抑え、防御率0.79と調子を上げてきた。とはいえ、僅差で勝っている厳しい場面では、マシソンが回またぎ登板などで対応しているのが現状だ。