42回適時打なしで7連敗…貧打病に阪神投手陣“爆発寸前”
打順の組み替えも効果なしだ。
前日完封負けで6連敗を喫した阪神の金本監督。この日はドラフト1位の大山を「6番・一塁」で初スタメンに起用し、3番糸井の後は4番中谷、5番鳥谷で中軸を組んだが機能せず、散発4安打で今季7度目の零敗。42イニング連続適時打なしというビョー的な貧打に苦しむ金本監督は、近日中に契約合意というジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A、今季66試合、打率.285、8本塁打、32打点=右投げ右打ち)が待ち遠しいに違いない。
これで阪神は首位広島と6.5ゲーム差に広がったばかりか、下を見れば3位DeNAと3ゲーム差。4位中日とも4.5ゲーム差となった。その中日はこの日、序盤戦不調だった大野が6回2安打と復活の投球を見せれば、又吉、岩瀬、田島の救援陣が3試合連続でピシャリ。打線も、現在リーグ最多本塁打(21本)のゲレーロが初回に先制適時打を放つなど、少ないチャンスをものにして、持ち前の粘りが出てきた。
13連敗で下位に沈んだ5位巨人も、リーグ戦再開後は2勝3敗。一時の大スランプからは脱した。その巨人も2位阪神と6.5ゲーム差なら逆転は十分に可能だ。