若きドイツがコンフェデ杯制覇 日本代表は何を学ぶべきか
「ドイツ優勝の原動力となった22歳MFゴレツカのように強靱なフィジカル(身長189センチ、体重76キロ)を誇り、足元の技術も高い選手は残念ながら日本には見当たらないし、これから先、同じようなサイズとポテンシャルを有する選手が出現する可能性も、残念ながら低いと言わざるを得ないだろう。しかし将来性の高い10代半ばの選手を全国から発掘して堅守速攻スタイルを教え、たとえば15歳以下日本代表からA代表まで戦術的な統一を図ることは可能。えてして日本サッカーは《高い個人技とパス回し》を最優先にする傾向がありますが、勝つための現実的な選択肢として、今回のコンフェデ杯のドイツ代表は、大いに参考にすべきです」(六川氏)
決勝の前に行われた3位決定戦は、エースFWのC・ロナウド不在のポルトガルが、メキシコ相手に延長戦の末、2―1で逆転勝利を飾った。