錦織ウィンブルドン3回戦へ 因縁の相手に苦戦もリベンジ

公開日: 更新日:

 錦織圭(27=世界ランク9位)が5日、対戦したセルジー・スタホフスキー(31=ウクライナ=同122位)とは因縁があった。

「リベンジしたい」

 錦織は対戦を前にこう言った。スタホフスキーとは過去2回対戦して0勝2敗。2013年のウィンブルドンでフェデラーを破る番狂わせを演じた“大物食い”に対し、自身の借りを返したいと言ったわけではない。

 今回のウィンブルドンの予選で、親しい伊藤竜馬(29)がこのスタホフスキーに逆転負けで本戦への切符を逃した。その試合で、スタホフスキーは審判にクレームをつけまくり。伊藤はそれによって完全にリズムを崩されただけに、錦織はそのリベンジをしたいと言ったのだ。スタホフスキーはサーブ・アンド・ボレーが武器のくせもので、審判に文句をつけまくることで知られるツアーの嫌われ者でもある。

 錦織は、そのスタホフスキーをセットカウント3―1で下し、2年連続3回戦進出を決めた。

 次戦は第18シードのロベルト・バウティスタ(29=スペイン)と対戦する。

▽錦織のコメント
「タフな試合だった。最後はギリギリ4セット目を取れて良かった。(3回戦は)相手のストロークがしっかりしているから、長いラリーになると思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に