巨人は虎視眈々 中日主砲ゲレーロめぐり今オフ大争奪戦も
今オフ、セの本塁打王を巡る大争奪戦が勃発しそうだ。目下、リーグ断トツの27本塁打をマークする中日のアレックス・ゲレーロ(30)である。
中日の4番として活躍するこの大砲助っ人は今季、前所属先のドジャースからも年俸を得ている。13年オフにキューバから亡命し、ドジャースと14~17年の4年総額2550万ドル(約28億5000万円)で契約したものの、昨年のスプリングトレーニング中に左膝を痛め、6月に自由契約。ドジャースが契約満了を待たずに中日にリリースしているため、年俸を支払う義務があるからだ。某マスコミ関係者が言う。
「ドジャースとの今季の契約は年俸750万ドル(約8億4000万円)。中日の年俸が1億5000万円だから、残りの7億円弱をドジャースが負担しているとみられています」
■デスパイネに刺激
ゲレーロと中日の契約は1年。来季からはドジャースの負担分がなくなるため、本人は来季以降も日本で、良い契約を得ることをモチベーションにしているという。