日ハム栗山監督が計る 大谷翔平「二刀流復帰」タイミング
「けれども、見るも無残な結果に終わり、投手としてきちんと段階を踏んだ調整をさせる方向に舵を切った。つまり投手としての練習を優先させるということでしょう。22、23日と欠場したのは、おそらく投手としての調整に専念したからです。下半身を鍛え直し、ブルペンでの投げ込みをしっかりやることになったといいます。少なくとも今週末まで実戦復帰の予定はありませんが、それ以降は実戦の中で徐々にペースを上げていく。最初は1回、次は3回、そして5回と少しずつ投球回数を増やしていくようです。8月上旬から実戦で投げていくとすれば、先発として通常の投球ができるようになるのは8月下旬から9月上旬だと思いますね」
日本ハムはすでにペナントレースから脱落。来季以降に目を向けていて、2年目の上原健太(23)や4年目の白村明弘(25)らの若手を先発で起用している。大谷を徐々に投球回数を増やしていくオープン戦のような使い方をしたところで周囲の抵抗はない。
かくして大谷の二刀流は今季中に復活するというのだが。