獲得へ大攻勢も…ハム大谷のドジャース入りが遠のく理由

公開日: 更新日:

 ドジャースはこれだけ多くの日本人投手がローテを担っているチームなのだと、米西海岸からも大谷にアピールしているつもりなのだろう。

 しかし、ドジャースといえば昨年11月、WBC日本代表の強化試合(対メキシコ)で、他のメジャー球団からタンパリング疑惑を指摘された“前科”がある。練習中、主砲エイドリアン・ゴンザレス(35)が大谷と談笑。ドジャースのグッズを詰め込んだバッグをプレゼントした後、再び大谷と談笑した際に3人のスカウトもその場にいたことがタンパリングに当たると、他球団が問題視したのだ。

 その結果、今年の1月下旬、大リーグ機構(MLB)は全30球団に対し、日本ハムのアリゾナキャンプで大谷への接触を禁止すると通達したほど。つまり“札付き”のドジャースが、またしても大谷にラブコールを送ったことになる。

「これでもし、大谷がドジャースに入るようなことになればさまざまな臆測を呼ぶし、痛くもない腹を探られる。ただでさえドジャースには行きづらくなったんじゃないか」と、さる日本ハムOBがこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動