巨人1日で再び借金生活に…連続KOの内海は引退秒読み
前日に最大11の借金を返済したが、23日の中日戦に先発した内海哲也(35)が五回途中4安打4四死球3失点でKOされ、7敗目(2勝)。巨人は再び借金1となった。
内海は前回登板の17日のヤクルト戦も二回途中4失点。7月8日の阪神戦以来、白星から遠ざかっている。にもかかわらず、先発ローテーションを守っている。
「これだけ毎回打たれてもローテから外れない。先発3本柱以外が課題で、上げる若手投手がいないと首脳陣は言うが、同じ打たれるなら、若手の方が100倍マシという声もチーム内にはある。ただ、高橋由伸監督が元エースの復活を期待して辛抱強く起用し続けている。同じ時代のチームを投打で支えた間柄。自身はいきなり監督に就任したから、悔いのない引退ができるよう、完全燃焼できるように、登板機会を与えているのかもしれません」(巨人OB)
昨オフに年俸は4億円から2億円に半減していて後がない立場。これまで12試合に先発し、わずか2勝である。これだけチャンスをもらってダメなら、本人も納得するしかない。最多勝2度の実績を誇る元エースの引退へのカウントダウンは、もう始まっている。