史上初50セーブ ソフト守護神サファテはCSまで持つのか
10日のロッテ戦で50セーブ目。プロ野球記録を更新した直後には捕手の高谷とタッチを交わしたソフトバンクの守護神・サファテ(36)。
この日は4点リードの九回に登板した森が3連打で1点を失い、なおも無死一、二塁のピンチでマウンドへ。いきなり重盗を決められたが、後続を3者連続三振に打ち取った。
「準備はできていた。どんな形でも、3つアウトを取れればいい。50セーブ? 自分の記録よりも、チームの優勝さ。マジック5だし、一日も早く(優勝を)決めたいね」
試合後の本人は殊勝にこう話したとはいえ、10日が実に今季61試合目の登板。66試合目の登板となった岩崎とともに3連投だった。
リーグ優勝は時間の問題だろうが、サファテ以下、盤石といわれるリリーフ陣はその後に控えるCS、日本シリーズまで持つのかどうか。サファテがセーブ記録を更新すればするほど、心配になってくる。