格下相手に引き分け…サッカー日本代表“収穫なし”の2連戦
ハリルホジッチ監督率いる日本代表が、6大会連続となるロシアW杯本大会出場を決めた後、国内サッカーファンへのお披露目興行となる今回のテストマッチ2試合は何ともショボイ相手だった。6日のニュージーランド戦に続いて10日、横浜市で行われた試合の相手は北中米カリブ海のハイチである。
国際サッカー連盟(FIFA)ランクこそ日本の40位と遜色のない「48位」だが、北中米カリブ海W杯最終予選の「前段階」にあたる4次予選で敗退した弱小国に過ぎない。
先のランク113位のニュージーランド戦に先発したMF香川真司は試合後、「W杯本大会に向けた試合という意味では、正直に言って何の意味があるのか、なかなか評価しづらいゲームになった」とコメントして物議を醸した。
ニュージーランドはオセアニア予選1位として南米5位とのプレーオフ(ホーム&アウェー)を11月に控え、少しは骨がある相手と思われたが、シュートを何度も外した香川に“文句”を並べる資格はないとはいえ、確かに攻守に見るべきものはなかった。