格下相手に引き分け…サッカー日本代表“収穫なし”の2連戦

公開日: 更新日:

「テレビ放映権、観客動員など国内開催のテストマッチには、国内のサッカー人気を広めるという意味合いにおいてもメリットは大きい。しかしW杯本大会まで1年を切った今、より代表チームを強化するには実効力のある国とマッチメークをすべきでした。韓国は7日、ロシアと対戦して2―4で敗れましたが、次期W杯開催国でのテストマッチは、有形無形のメリットがあったと思います。モロッコもアフリカの強豪。完全アウェーではありませんが、ホーム以外で試合をやることの意義は、十二分にあると思います」

 それでも日本が、ハイチ相手にテストマッチの「6人交代制」を有意義に使い、攻守に圧倒したというのなら、スタジアムに詰めかけた4万7420人の観客、テレビ桟敷で試合を見守ったファンも、少しは留飲を下げたはずだ。

 しかし、前半2―1から後半に逆転され、後半アディショナルタイムのゴールで3―3の帳尻合わせ。そもそもハイチは来日した選手の平均年齢が23・2歳と若く、選手全員がそろったのは8日になってから。2日ほど練習しただけでホームの日本をビビらせたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…