格下相手に引き分け…サッカー日本代表“収穫なし”の2連戦
「もっとも今の時期、マッチメークが非常に困難なのです」とサッカー関係者がこう続ける。
「6日と10日は欧州と南米、そして北中米カリブ海の最終予選2試合が組まれ、この地域の国とのマッチメークが不可能です。強豪国で対戦が可能なのはW杯開催国のロシア、そして10月は最終予選を各国がそれぞれ1試合しか行わないアフリカ勢しかなかった。ハイチのフランス人監督コラは、ハリルホジッチ代表監督がパリSGの現役選手だったころ、クラブ内のアカデミーのコーチだったので旧知の間柄。ニュージーランド協会は日本サッカー協会(JFA)との人的交流などもあり、もともと無理が言える関係にありました」(前出の関係者)
■韓国はW杯開催国ロシア、モロッコと
しかしながら、W杯出場決定が予選最終戦にもつれた韓国が、10月のテストマッチの対戦相手を発表した際、JFAの関係者はグウの音も出なかった。W杯開催国であるロシアとのアウェー戦に加えて、中立国スイスで行うモロッコとの試合が組まれていたのだ。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。