選手会長就任で先手か 巨人が探るエース菅野“流出阻止策”

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「ちょうどその12年ごろ、翌年に海外FA権を取得予定だったこともあり、内海目当ての大リーグスカウトがスタンドに押し寄せていた時期がある。本人もメジャーへの淡い憧れを抱いていた。それでも選手会長という立場もあって巨人愛を優先。思いを封印して大型契約にサインした経緯があります」(チーム関係者)

 そこで菅野である。順調なら国内FA権取得まであと2年、海外FA権を取るまで4年、巨人で投げる必要がある。

「菅野は浪人中に現地で試合を観戦するなど、屈指の大リーグ通でもあり、メジャー志向があるとされる。かつてのダルビッシュやマー君のように、すでに日本では敵なし。ダルビッシュが日本ハムを退団する際、『フェアな挑戦ができない。日本でやるモチベーションを保つのが難しくなった』と言った時と同じような状況です。巨人は今から菅野の流出阻止策を考えておかないと手遅れになる。選手会長を任せたタイミングで、何らかの手を打つのでは、とみられているのです」(球界関係者)

 巨人がエースに5年以上の長期契約を提示する可能性もあるということだ。

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