日本シリーズ3連敗で見えた ラミDeNA“普段着野球”の限界

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 広島とのCSファイナルステージ初戦、五回降雨コールド負けを喫した後、ベンチで選手を集めて士気を高めた。その主砲もこう話す。

「監督は勝っても負けてもまったく動揺した様子を見せないし、連敗しても逆転負けしても、何も変わらないのがすごいと思う。チームの雰囲気を一番に考えて行動してくれているので、選手としてはありがたいですね。僕もチームの空気を見ながら先輩や後輩に声をかけますが、やりやすいようにしてくれる。監督が急に何か変えるよりは変えない方が安心できるし、信頼できます。やるべきことが一貫しているので、集中できます」

 この日も試合後、監督が選手にゲキを飛ばすこともなければ、ミーティングもなし。選手も足早に球場を後にした。

 CSまでは「普段着野球」の徹底が功を奏したが、日本シリーズに入ってつまずいた。それでもDeNAはこれまでのスタンスを変えるつもりはなさそうだ。

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