弟子と寝食を共にせず 貴乃花親方“師匠失格”の状況証拠
親方の言う「あんな事件」とは昨年暮れの12月29日、新三役の貴景勝、貴公俊・貴源治の兄弟が銀座の繁華街をジャージー姿でウロウロ。あろうことか師匠の貴乃花親方が理事解任提案された翌日、服装規定違反の失態をしでかし、年明けの稽古総見で春日野理事から叱責された一件のことだ。
「弟子たちの失態は、はっきり言って貴乃花親方の指導力不足、通い親方の弊害さ」と、親方連中のひんしゅくを買ったのは記憶に新しい。
■防犯カメラで弟子の様子を監視か
貴乃花部屋に関していえば、こんなウワサもある。2016年に中野から現在の江東区に移転。その際、改装工事に関わった関係者がこう言った。
「部屋には、いくつか防犯カメラが備え付けられているといいます。もちろん、防犯上の目的でしょうけど、カメラは部屋の内部にもあるというのです。だとすれば、別の場所にいても、内部の様子が分かることになります」
あるテレビ関係者によれば、「他に大切な用事があるのか、貴乃花親方は部屋に行かないこともある」そうだ。まさかカメラがあるから部屋に行かないなんてことはないだろうが、用事があるときは、別の場所から防犯カメラで弟子たちの様子を監視しているのかどうか。いずれにせよ、弟子たちがハメを外した一件ひとつとっても、住み込みの親方と比べて目が行き届いているとは言い難い。弟子たちの不始末は、貴乃花親方の師匠としての資質と無関係ではなさそうなのだ。