支配下復活目指す巨人高木京が激白「つらかったのは…」
巨人の高木京介(28)が2年ぶりの春季キャンプに挑んでいる。2016年3月に野球賭博への関与が発覚し、1年間の失格処分による謹慎を余儀なくされた。その間、心労とトレーニング不足で体重は10キロ以上も減った。昨年3月に育成選手として巨人と再契約。支配下選手復帰を目指し、二軍キャンプで汗を流す左腕を直撃した。
――昨季に比べると体調は良さそうに見える。
「一時期かなり痩せてしまいましたが、今は10キロ増えて、ほぼベストの88キロに戻っています。投球フォームも大学時代のイメージで、2段モーションに近いものに変えました。一軍で投げていた頃より進化して戻りたい」
――球威は戻った?
「以前は投げなかったスライダーやフォークに取り組んでいます。球威はよく分かりません。スピードでゴリゴリ抑えるタイプじゃないし、キレなどを重視しています。大事なのは打者を抑えること。目指すところは支配下を勝ち取って一軍で活躍することです」
――育成選手として復帰した昨年は二軍で17試合に投げて3勝1敗、防御率4・54だった。