清宮体重5kg減でも日ハム栗山監督が開幕一軍こだわるワケ
「当時は、手術をさせろ、休ませろと叩かれましたし、理由を説明することはできなかったが、大谷本人とも話をし、将来を見据えて、ちゃんと野球ができないときも、あえてやらせました。調整能力を身につけないと、この先、メジャーでは通用しない。ケガをした状態の中でこそ、自分自身がやれることは何なのかを感じ取って欲しかった。清宮が今回、なぜ米国に来たのか、彼自身もいずれわかってくると思う」
大谷と清宮では置かれる状況は違うが、栗山監督は大谷を新人年に開幕スタメンに抜擢するなど、足かけ5年でメジャーへと羽ばたかせた。プロ1年目という大きな節目で清宮の将来を見越し、可能性を広げたいとの球団の意図は感じられるが……。