初勝利に2戦連発 大谷の評判とエ軍の変化を米記者明かす
「大谷が初本塁打を放った際、ベンチで一番うれしそうな笑顔を見せていたのはプホルスです。どういうわけかプホルスは大谷を気に入っており、普段はメディアに対して決して好意的ではないのに、大谷について振ると嫌な顔をせずに答えていました」
■孤立せず積極的に交流
大谷の加入でチーム内に化学反応が起きつつあるという。
「投げては100マイル、打っては特大の一発を放つ大谷の存在に最も刺激を受けているのはトラウト(26=MVP2回のスラッガー)でしょう。アマチュア時代から『5ツールプレーヤー』として注目され、プロ入りしてからも常々『ナンバーワン選手になりたい』と話している。メジャーではすでにトップクラスの選手として認知されていますが、大谷の投打にわたる非凡な才能を見せつけられて、闘志に火がついたように見えます。大谷が初本塁打を放った際、プホルスと打ち合わせて、メジャーでは恒例の『サイレントトリートメント』(よそよそしい態度を取ること)を仕掛けたのも、実力を認めた証拠です。大谷と切磋琢磨することで、相乗効果でエンゼルス打線は活発になると思う」(ヘルナンデス氏)