日本の芝に戸惑い出遅れ 小平“凱旋プレー”が及ぼす悪影響
【中日クラウンズ 初日】
日本選手5人目の米ツアー優勝を遂げた小平智(28)が、今大会に凱旋出場している。予選ラウンド2日間は選手会長の石川遼(26)と、前年覇者でともにマスターズに出場した宮里優作(37)との注目ペアリングになった。
初日は宮里が2アンダー13位タイにつけ、小平と石川は1アンダー21位タイと、3人ともさして見るべきものはなかった。
「日本の芝が久々だったので、距離感もなかなか合いづらかった。米ツアーはフェアウエーにいっても、少し球が沈んでいる。こちらだとコーライ芝なので、いいライだと思いがちですが、結構打ち込むと球の下に隙間があるので上っ面に当たる。そのアジャストが難しかった」(小平)
小平の2018年は米ツアーのソニーオープンから始まり、シンガポール、ミャンマー、豪州、メキシコ、米国と海外転戦が続いて9試合目のRBCヘリテージで米ツアー優勝。先週、帰国し、日本でプレーするのは今年初めてだ。
久々の日本の芝に戸惑ったわけだが、20年までの米ツアー出場権を獲得して本格参戦を表明したのに、わざわざ中日クラウンズに出る必要があったのか。