男子リレー再結成で新記録 東京五輪で目指す“0.3秒の壁”
セイコー・ゴールデングランプリ大阪(ヤンマースタジアム長居)で行われた男子400メートルリレーは、リオ五輪の同種目銀のメンバー(山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥)が再結成して臨み、37秒85の大会新記録で優勝した。
400メートルリレーの日本代表は昨夏の世界陸上でも銅メダル。自信を得た陸連は今年、「男子4×100メートルリレー東京五輪金メダルプロジェクト」を立ち上げた。
リオ五輪銀の時計は37秒60。優勝したジャマイカは37秒27。0・33秒差を追いつくのは容易ではないが、選手個々のレベルアップとともに、無駄な動きを極力排除する究極のバトンパスを目指す。リレーチームは今後、7月のダイヤモンドリーグ(ロンドン)を経て、8月のアジア大会(ジャカルタ)に臨む。