打率1割6分に低迷…日ハム清宮が直面するスタミナの壁
清宮は1月に右手親指を故障し、キャンプではフルメニューをこなすことができなかった。3月には腹膜炎でリタイアした。順調に調整を進めてきたわけではないことも、影響しているのだろう。
前出のOBは「アタマの部分でも疲れはあるはず」と、こう言った。
「今は初めて対戦する投手ばかり。ベンチでは1打席ごとに投手の特徴を理解しようと取り組んでいますが、この日も1打席目は石川のボール球のシンカーに思わず手を出して空振り三振。駆け引きを含め、覚えることは山ほどあります」
開幕から2カ月。向き合うべき課題がハッキリしつつある。