秋吉翔太が初Vで全英切符 武器の“低弾道”ショットに高評価
パーシモン時代のプロは状況に応じてグリーンを直接狙わずに、低い弾道で花道からボールを転がしてピンそばにピタリと寄せる技術を持っていた。同じ番手でもフェースを開いたり、閉じたりして高い球、低い球など自在に弾道を操っていた。ところが最近のプロは高弾道ボールでグリーンを狙うプレースタイルが一般的だ。
ゴルフはコースとの戦いともいわれ、何通りもの攻略法がある。単調な攻め方ではコースのワナを見抜く力を養うこともできない。低い弾道を打てる秋吉が全米、全英の両メジャーで活躍を見せたら、日本人プロにはびこる“高弾道至上主義”も変わるはずだ。