4戦連続スタメン落ち 巨人・小林の“正捕手復帰”は菅野次第
ここ4試合のスタメン捕手は、新人の大城が3試合で宇佐見が1試合。ともに打撃を買われている。この日は大城が全イニングを守り、宇佐見は代打で勝ち越し二塁打。高橋監督はこの宇佐見について、「代打でもスタメンでもチャンスはある。打撃が持ち味だから」と褒めた。チームは小林抜きで3勝1敗と好調をキープ。このままでは小林の存在価値は下がる一方だ。
「菅野とコンビを組んだときに、攻守でアピールをすることができるかどうか。でなければ、いよいよ正捕手の座を剥奪され、『菅野専属捕手』として大城や宇佐見のバックアップ要員になりかねない。菅野とのコンビ解消さえ浮上してくるでしょう」(前出のOB)
ちなみに、小林は今回のオールスターでは、選手間投票でも2位の会沢(広島)に約200票の大差をつけてトップだった。チームの中と外でここまで評価が分かれる選手も珍しい。