中日・松坂の公式戦回避 「シーズンより球宴」の逆転現象

公開日: 更新日:

 プロ野球選手はシーズンが最優先。しかし、中にはそうではない選手もいる。

 5日、背中の捻挫で離脱中の中日松坂大輔(37)が雨のナゴヤ球場でキャッチボールなどを行った。すでにブルペン入りもしており、6日からのヤクルト戦で復帰するのではと言われていた。しかし、松坂自身は「どうでしょう」と、明言せず。球宴でぶっつけ本番の可能性が高いという。

 松坂は今季のオールスター(13、14日)の目玉。3勝3敗、防御率2.41の成績ながら、ファン投票ではセの先発部門2位の菅野(8勝5敗、防御率2.38)に約15万票の大差をつける39万票を獲得した。現在の成績にかかわらず、多くのファンはボロボロになった「平成の怪物」の復活劇が見たいのだ。

 その松坂が球宴前に登板して故障でもしようものなら大ごとだ。ファンはガッカリするし、後半戦の登板がパーになれば、戦力的にも営業的にも困るのは中日だ。「球宴のために公式戦の登板回避」という、本末転倒とも取れる異例の措置を取るしかないのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ