指揮官との面談拒否し窮地 Gゲレーロはオフにトレードか
■クルーズと似たケース
契約は来年まで残る。8億円もの大枚をはたいているだけに、球団としては元を取りたいのが本音。ただ、使い道がないどころか、火種になるなら、手を打つ必要がある。
昨年も似たようなケースがあった。ロッテから2年4.8億円で獲得したクルーズだ。1年目の2016年に度重なる怠慢プレーが直らず、クライマックスシリーズで懲罰抹消。翌年は二軍暮らしが続いた。2年契約の途中ではあったが、本人が強く出場機会を求めたこともあり、昨年7月、金銭トレードで楽天に放出されている。
「ただ、クルーズは二軍で3割をマークしていて、ロッテ時代にゴールデングラブ賞を獲得した内野の守備力も高かった。ゲレーロは二軍でも.111。正直、二軍の首脳陣も困っています。一軍に推薦できるものは何もないし、かといって長居されるのも迷惑ですから」(二軍関係者)
オフ、阪神などと争奪戦になった助っ人が、このオフにもトレード要員になる可能性が浮上した。