岡山県吉備CCの被災者支援 クラブハウス内の大浴場を開放
「お風呂無料開放のご案内」と題し、シャンプー、リンス、ボディーソープ、タオル、歯ブラシも完備されていることをSNSなどで告知。10日正午から夕方5時まで開放し、約60人が入浴した。
被害状況はその後も拡大していき、浸水により変わり果てた我が家に意気消沈した住民たちも多かった。
そこに晴天となったことで、猛暑がぶり返した。
現地からのリポートでは、飲料水や生活用水の不足が最も深刻な状況だったが、復旧作業でも汗だくとなる。当然のことながら被害を受けた地域では入浴したいとの声も強かった。そのため11日も午後5時から7時まで大浴場を開放し、100人を超える地元住民が利用した。
12、13日も被災者に開放する予定を組んでいた。被災者たちを癒やす大英断だったが、11日に新たなる試練に見舞われた。
コース内で土砂崩れが起き、給水設備が破壊されてしまったのだ。
「自前の井戸があったのですが、そこに土砂が流れ込んでしまい、ポンプも使えなくなってしまいました」(コース関係者)