今季最多観衆でJデビュー イニエスタ32億円の“費用対効果”
そうはいっても、入場料収入とグッズの売り上げでは、3年100億円のイニエスタの給料はさすがにペイできない。そもそも今回のイニエスタ獲得は、クラブの代表取締役会長で親会社である楽天の三木谷会長が主導して実現したもの。世界における楽天の企業価値を高めるための補強で、クラブ単体での費用対効果などハナから求めていない、とされる。
この日はイニエスタと同じスペイン元代表の盟友で、鳥栖に入団したFWフェルナンド・トーレス(34)も仙台戦に途中出場してデビュー。こちらの年俸は推定5億円だが、世界トップレベルのプレーが見られるのであれば、クラブや親会社の思惑などファンには関係ない。