ついに辞任…山根会長“追放クーデター”の裏に女帝の裏切り
吉森副会長は山根会長の黒い交際について、5日に「付き合いといっても、いわゆる暴力団としての付き合いじゃないから」と単なる友達関係との認識を示し、山根会長をかばうような発言をしていたが、その時点ですでにドンを見限り、裏切っていたわけである。
「内海祥子常務理事もそうです。吉森副会長とともに山根会長の側近中の側近で、一部では女帝とも言われていましたが、今回のクーデターで実際に理事の切り崩しを行ったのが他ならぬその内海さんです。連盟がインターハイ後に緊急理事会を開き、山根会長を解任するというのは内海さんに近いところから出てきた話。ゲンダイさんも書いていましたが、内海さんは当初、山根会長の後任に吉森さんを立てようとしていた。さすがにこれは、新たな批判を呼ぶだけと連盟内からも異論が出て頓挫したが、連盟の関係者の間でも、“内海さんは会長を切って、吉森さんに乗り換えるのか”と驚きをもって伝えられました。山根派の理事たちの多くはもともと、高校や大学のボクシング部を率いる指導者や教育者。これ以上は会長に付き従えないという、良心が残っていたということです」(同)