関西圏から勧誘 花咲徳栄の岩井監督に聞く「選手集め」
14日は昨夏を制し、大会2連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)が登場する。ベンチ入り18人中、16人が埼玉以外の出身。初戦の鳴門(徳島)戦で決勝打を放った1年生の井上朋也外野手は大阪生まれ、大阪桐蔭のグラウンド付近にある奈良の生駒ボーイズ出身だ。指揮を執る岩井隆監督(48)に選手集めについて聞いた。
■大砲がいないと甲子園で勝てない
――井上朋也は奈良の生駒ボーイズ出身。報道によれば、岩井監督は彼が中学1年の頃から勧誘を行っていたそうですが。
「なんか、新聞ではそうなっちゃってますけどね(苦笑い)。井上を最初に見たのは彼が中学2年生のときですよ」
――当時から評判の選手だったのですか。
「U15日本代表にも選ばれてましたからね。全国的というか奈良、大阪では有名な選手でした。聞くところによれば、20校くらい取りに動いていたようですね。でも、僕が彼を見たのは、評判うんぬん関係なく、です」
――どういうことですか。