大谷が2度目のブルペン 指揮官「今季中の復帰可能」と明言
右肘故障からの完全復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(24)が投手として順調なリハビリをこなしている。
11日(日本時間12日)に投球練習を再開。この日は外野でキャッチボールを行い、1球ごとにフォームやリリースポイントを確認しながら73球を投げ、13日(同14日)に再び、ブルペン入りすることが発表された。
前日、立ち投げで23球を投げた大谷の出来について指揮官は「大変、満足している」と、まずは及第点を与えた。
今後のリハビリプログラムに関してはブルペンで球数を増やしながら、制球力を高めて、「実戦で駆使する持ち球を全てチェックさせる。メジャーに復帰できるようにブルペンと(実戦形式で)打者との対戦を繰り返していく」と説明した。
メジャー復帰時期については「目指している期日はある」と、具体的には明かさなかったが、「今季中の復帰が最終目標になる。ショウヘイには十分に可能だと思っている」と期待を込めて話した。
■2点タイムリー
この日の大谷はアスレチックス戦に打者として「3番・DH」でスタメン出場。3点を追う八回の第5打席、2死二、三塁の好機で6番手右腕ファミリアの変化球を捉えて左前に運ぶ2点適時打。5打数1安打2打点、3三振だった。