指揮官がブルペン入り発表 エ軍大谷「二刀流復活」のXデー
二刀流の復活に向けて一歩前進である。
右肘の故障で現在は打者に専念しているエンゼルス・大谷翔平(24)の本格的な投球練習再開のメドが立った。
ソーシア監督は7日(日本時間8日)、大谷が11日(同12日)に、ブルペンでピッチングを再開すると発表。同監督は前日、「投手復帰への道のりは予定より順調に進んでいる。先週、考えていたよりも早くマウンドに上がれそうだ」と話すなど、投手としての復帰の見通しを明かしていた。
すでに練習にキャッチボールを取り入れている大谷は、患部に不安がないのだろう。キャッチボールの距離を今では36メートルにまで延ばし、ほぼ連日のように感触を確かめている。
6日は故障後、初めてブルペン入りし、タオルを使ったシャドーピッチングも行った。
かねて大谷が希望する投手としての復帰も見えてきたが、しかし、メジャーのマウンドに立つのはシーズン終盤までずれ込むかもしれない。
■マイナー調整は非現実的か