5点差から逆転負け 巨人"復帰と帰国"の助っ人問題浮き彫り

公開日: 更新日:

「来年まで契約が残っているマシソンはともかく、今年で契約が切れるカミネロは、二軍で選手や関係者などと握手して回っていたから、もう戻ってこないのではないか。年俸は2.2億円と高額だし、このまま退団の可能性もあります」(二軍関係者)

■“火種”投入せざるを得ない打線事情

 一方でこの日、2カ月半ぶりにアレックス・ゲレーロ(31)が一軍に復帰した。コンディション不良のため、6月15日に登録を抹消されていたが、「6番・左翼」でスタメン出場。3点リードの五回に望月の150キロの直球を左中間席へ運んだ。しかし、1点を追う九回1死一塁、一発が出れば逆転サヨナラの場面では併殺打に倒れた。

 ゲレーロは二軍に在籍していた7月の練習日に由伸監督との面談を拒否。チーム内外に波紋を呼んだ“問題児”だ。「挨拶も返してくれない」とゲレーロが嘆くほど、同僚のマギーらは指揮官への“造反”行為を快く思っていない。今さらそんな“火種”を投入しないといけない「打線事情」、本当に必要な助っ人が復帰できない「助っ人事情」がこの日、浮き彫りになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭