6アンダー首位発進も…手足に爆弾抱える鈴木愛の敵は“雨”

公開日: 更新日:

【マンシングウェアレディース東海クラシック】

 男女を問わず、中堅以上のツアープロなら肘や腰、膝など、体のどこかに古傷や慢性の痛みを抱えている。昨年の賞金女王・鈴木愛(24)の場合は右手首と左膝だ。

 今季はここまで13試合に出場。足や手首にテーピングをする痛々しい姿でプレーしながら6月までに4勝したが、患部に痛みが出てサマンサタバサからゴルフ5まで8週間も休養を取った。それでも現在の獲得賞金は1億1000万円を超えてランク3位にいる。

 今大会の初日は、ツアー未勝利の香妻琴乃と6アンダーで首位に並んだ。右手首に故障を抱えているとは思えないプレーぶりだったが、あるツアー関係者がこう言う。

「鈴木の長期休みは、後半戦を見据えてのこと。とくに、27日開幕の女子オープンは是が非でもタイトルが欲しい。問題は爆弾を抱えている右手首と左膝の状態です。この日は時々雨が降り、気温は22度を割った。週末も快晴は望めず、雨が降れば気温も下がる。故障持ちにとっては無理はできません」

 日本女子オープンといえば、大会3連覇がかかる畑岡奈紗(19)の参戦が決定。昨年は10打差の4位に甘んじた賞金女王の鈴木にはそれを阻止する「使命」がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…