ラグビーW杯まで1年 日本期待のWTB藤田慶和が決意を語る
来年9月から始まるラグビーW杯日本大会。20日で開幕まで1年に迫り、トップリーグでは代表入りに向けて選手たちのアピールが続いている。そんな中、今秋行われるテストマッチの代表候補に選ばれたのが、WTBの藤田慶和だ。
50メートルを6秒1で駆け抜けるなど高い身体能力を武器に、日本代表の最年少出場記録(18歳7カ月27日)を持つ。強豪南アフリカを破った前回15年イングランド大会でも代表メンバーに名を連ねた。19年W杯に加え、20年東京五輪(7人制)出場にも意欲を見せる藤田をパナソニック・ラグビー・グラウンド(群馬・太田市)で直撃した。
■人の心を変えるチャンス
――W杯日本大会の開幕まで1年に迫った。
「自分の目標でもありますし、W杯を1度経験しているので、特別な場所でもあります。短期間の大会でいろんなことを変えられることを経験した。19年の日本大会では、いろんな人の心を変えてみたいという気持ちはあります。例えば、日本でラグビーをメジャーにするチャンスだと思うので、そういうことにもチャレンジしていきたいですね」