W杯への試金石イタリア戦 桜戦士プロップは稲垣啓太に

公開日: 更新日:

 ラグビー日本代表が、イタリア、ジョージアとテストマッチを行う「リポビタンDチャレンジカップ2018」が9日に開幕する。

 7日には、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチから、イタリア戦(9日=大分銀行ドーム)のスタメンが発表され、15年W杯イングランド大会にも出場したPR稲垣啓太(28)が名を連ねた。

 14年の初代表から19キャップを獲得し、今ではスクラムの核として日本代表のFW第1列になくてはならない存在だ。

 身長186センチ、116キロと日本人の第1列では大柄な稲垣。スクラム以外にも豊富な運動量でBKをフォローしたり、密集戦に絡むなど、献身的なプレーは高く評価されている。南半球最高峰リーグであるスーパーラグビーの強豪チームから毎年のようにオファーが届くという。

 今回の対戦相手であるイタリア、ジョージアの強固なスクラムは世界でも一、二を争う。来年9月開幕のW杯日本大会1次リーグ同組のスコットランド、アイルランドとも同様にFW戦が強いことで知られる。

 W杯の試金石と位置付けられる今回のテストマッチでは、稲垣の強烈な押しもFW戦を左右しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…