最多18人FA流出に前向きも…西武・森友哉が漏らしたホンネ
過去、FAによって12球団最多18人が流出している西武。最近では2015年から4年連続でFAによって選手を失い、今オフは浅村が楽天へ、炭谷は巨人へ移籍が決まった。西武の場合、宣言残留を容認するようになったのはごく最近。15年オフには宣言残留を認めない球団が複数あることに対し選手会が異議を唱えたが、16年オフに楽天へFA移籍した岸孝之(33)のときは事実上、残留を認めていなかった。
相次ぐ主力の流出を、実際に在籍している選手はどう感じているのか。
27日、ベストナインに選出され、「NPBアワーズ」に出席した捕手の森友哉(23)に聞くと、「確かに、昔から(西武を)出て行く選手は多いですけど、出て行っても特にびっくりはしない」と言い、「むしろ……」と、こう続けた。
「選手が出ることで若手にどんどんチャンスが回ってくるので、若手がしっかり育ってくれたら、それはそれで良い環境ということなんじゃないかと。といっても、僕もまだ若手なんですけど(笑い)。そうやって若手同士で競争しながら、チーム内でも切磋琢磨できればいいと思っています」