巨人は来季も捕手補強? 炭谷「3年6億円」でもガケッぷち
巨人は26日、西武からFA宣言した炭谷銀仁朗(31)の入団会見を行った。炭谷が「年齢的に30歳を超えて、自分をもう一回り、二回り大きくしたい。原監督から電話を頂いて熱いものを感じた」と言えば、同席した原辰徳監督(60)は「捕手は非常に重要。若い小林、大城、宇佐見、いい捕手はいるが、日本一を狙うには時期尚早。そういう中でFAで炭谷君の名前があった。真っ先に球団の方に捕手の一員に入れてくださいと最初の願いを伝えた」と補強の必要性を強調した。
西武では今季、森の台頭で出場試合数が減り、47試合で打率.248、9打点に終わった。それでも年俸1億5000万円で3年総額6億円だ。
巨人にこれまでFA入団した選手で、これに近い条件は、3年5億円の片岡、同じく3年5億円の大竹、3年4億5000万円の野上らが挙げられる。片岡は炭谷と同じ年俸1億5000万円から4年間在籍し、最終的に6000万円で引退。大竹は年俸1億円の3年契約が切れた後、7000万円、今季は5250万円と年俸は半値ほどに下落した。1年目の野上は今季4勝4敗で春先に先発失格の烙印を押されている。