食えもしねえのに食い意地の張った巨人・原“監督大将”の話
巨人の原監督は、メジャー帰りの岩隈に「大将」と呼ばれているんだそうな。WBCで優勝した時に皆でそう呼んだらしい。
「大将を胴上げしたい!」
う~む、監督で大将だぞ。どう転んでも頭使って仕事してるやつには見えねえな。
日課牧歌(カタカナ変換しなきゃ出てこねえぞ。もとい!)ニッカボッカはいて地下足袋ねじり鉢巻きでアルミの弁当箱をハンカチに包んで持ってくるが、「なんだ、おい固結びでほどけねえよ!」とかテメエで縛ったくせにわざわざ若えのに開けさせて、「どうだ、愛妻弁当だ!」なんつってみるが、実はテメエで飯炊いて、ゆんべコンビニで買った卵焼きとウインナーとか入れてる現場監督にして大将。なんかストイックさのかけらも感じないと、あんた思いマセンカ?
どうもこの監督大将、昔から食い意地だけは張ってて、いくら食っても満腹にならねえらしい。
現場終わって若えもん引き連れて焼き肉食べ放題で並カルビ並モツ並ロース並ハラミ並ホルモン、並ばかりてんこ盛りを注文しちゃ、サンチュなんて葉っぱで巻いたりしねえ。どっぷりタレつけてカルビ大盛りのどんぶり飯で食い散らかして口から飯粒飛ばしまくって若いもんに説教垂れて、みんなもう食えませんと白旗揚げても、一人だけプリンアラモードまでさじでせせり食って「お~っしゃあ! 帰るかぁぁ!」。